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【2023年最新版】看護師による訪問看護の独立起業を徹底解説

少子高齢化が深刻化する中、医療・介護の需要は年々増加しています。2025年には団塊世代が75歳以上の後期高齢者となり、需要はさらに高まることが予想されています。

国は、可能な限り住み慣れた地域で生活を継続できるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。

在宅療養支援診療所及び在宅医療を支える重要な役割を担っている訪問看護ステーションのニーズも年々増加しています。

こうした背景から近年では、訪問看護ステーションの独立起業を考える看護師も多くなってきています。

今回は、2023年の最新情報に基づいた看護師による訪問看護の独立起業について様々な観点から解説します。

目次

看護師による訪問看護の独立起業のメリット

まず看護師による訪問看護の独立起業には、以下のようなメリットがあります。

看護師による訪問看護の独立起業のメリット

(1)自分がやりたい看護を実践できる

独立することで、自分がやりたい看護を実践することができます。病院や施設に勤務する場合は、組織のルールや方針に従って業務を行う必要がありますが、独立すれば自分が思うように看護を行うことができます。

(2)自己実現ができる

自分自身が経営者となり、自分のビジョンや考えを実現することができます。自己実現のために、自分で考えた看護サービスを提供することができます。

(3)フレキシブルな働き方ができる

自分自身がスケジュールを調整することができるため、自分にあった働き方ができます。また、仕事とプライベートのバランスも調整できるため、ストレスを抱えることが少なくなります。

(4)経済的な自立ができる

自分自身が経営者となり、利益を得ることができます。自分自身でビジネスを行うことで、経済的な自立ができます。また、収益性の高い事業を行うことで、収入を増やすことができます。

(5)地域に貢献できる

地域の人々に必要とされる看護サービスを提供することで、地域に貢献することができます。また、地域とのコミュニケーションを深め、地域のニーズに応えることができます。

以上のような訪問看護ならではのメリットが多数あります。

上記の理由から訪問看護ステーションでの独立を志される看護師も多いと思われます。

看護師による訪問看護の独立起業のリスクや課題

訪問看護の独立起業には,上記のようなメリットがある一方、多くのリスクや課題もあります。

看護師による訪問看護の独立起業のリスクや課題

(1)法律や規制に関する知識が必要

訪問看護には、法律や規制に関する知識が必要です。特に、医療法や保険関係の法律に詳しい知識が必要です。これらの法律や規制を遵守しなければ、訴訟や罰金などの問題が生じる可能性があります。

(2)ビジネスプランの策定が必要

訪問看護の独立起業には、ビジネスプランの策定が必要です。訪問看護サービスの需要や市場調査、事業計画、財務プランなどを考慮し、ビジネスプランを立てる必要があります。

(3)資金調達が必要

独立起業には、資金調達が必要です。訪問看護の場合、オフィスや設備、医療機器などの購入費用やスタッフの給与、保険料などの費用がかかります。資金調達方法には、自己資金、銀行融資、投資家からの出資などがあります。

(4)スタッフの採用や教育が必要

訪問看護の独立起業には、スタッフの採用や教育が必要です。適切な人材を採用することで、サービスの質を維持することができます。また、スタッフには、訪問看護の技術やマナーなどを教育する必要があります。

(5)事業の安定化が課題

訪問看護の独立起業には、事業の安定化が課題です。初期の段階では、クライアント数が少なく、安定した収益を得ることが難しい場合があります。また、競合が激しく、クライアントの確保が困難な場合もあります。

以上のようなリスクや課題があるため、訪問看護の独立起業には、十分な準備が必要です。

業務に必要な知識やスキルを身につけ、経営者としての視点を持つことが重要です。

訪問看護事業の経営の難易度

訪問看護事業の経営は、年々難易度が上がっています。

訪問看護事業の経営は、年々難易度が上がっています

これからの訪問看護ステーションの運営には、特に以下のようなポイントを押さえていく必要があります。

(1)業務内容の高度化

訪問看護の業務内容は、患者さんの状態や症状に合わせた高度な看護技術が求められます。そのため、専門性が高く、質の高いサービス提供が求められます。また、患者さんとのコミュニケーションや調整能力も重要です。

(2)人手不足の問題

訪問看護事業は、人手不足の問題が顕著であることが多く、適切なスタッフの確保・育成が重要です。また、スタッフの人件費が高いため、コスト削減や業務の効率化が求められます。

(3)競争の激化

訪問看護事業には、多数の事業者が参入しており、競争が激化しています。顧客獲得やサービス提供の差別化が求められ、質の高いサービス提供が必要となります。

(4)法的規制の厳格化

訪問看護事業は、患者さんのプライバシーや医療安全などの観点から、厳格な法的規制が存在します。また、社会的信頼性が求められることから、法令遵守や倫理観の徹底が必要となります。

訪問看護事業においても、適切な経営戦略の策定や、スタッフの確保・育成、コスト削減や効率化の取り組みなど、企業経営に必要な知識とスキルを持つことが、事業の成長や安定につながるとされています。

訪問看護の独立起業するための準備

では、実際に看護師が訪問看護の独立起業するためにどのような準備するとよいのでしょうか。

訪問看護の独立起業するための準備

ビジネスプランの作成

看護師が独立するにあたり、ビジネスプランの作成が必要です。ビジネスプランは、独立開業に必要な資金や設備、サービス内容、顧客ターゲット、販促方法などを明確にするものです。また、将来の成長戦略や経営指標を設定し、ビジネスの将来性を評価することが大切です。

資金調達の準備

独立開業に必要な資金を調達するために、銀行からの融資や投資家からの出資を受けるなどの準備が必要です。また、事業計画書や財務諸表を用意して、資金調達の交渉を進めることも重要です。

税務申請や保険の手続き

独立開業にあたっては、税務申請や保険の手続きも必要です。国税庁や地方税務署への届出や、社会保険や労災保険の加入手続きなどが必要です。

独立開業に必要な許認可の取得

看護師が独立する場合、訪問看護事業の許認可が必要となる場合があります。訪問看護事業の許認可には、医療機関の運営に関する法律や医療法などに基づく規制がありますので、関係機関とのやり取りや手続きが必要です。

顧客の開拓と販促活動

独立開業後は、顧客の開拓や販促活動が必要です。訪問看護師は、訪問看護事業の開業地域における医療機関や介護施設、地域住民との交流を通じて、サービスの需要を創出していく必要があります。また、インターネットを活用したウェブサイトの作成やSNSの活用など、多様な販促手段を用いることも重要です。

以上が、訪問看護師が独立するために必要な準備です。

経営視点や診療報酬に関する知識を身につける

開業の準備を進めてと同時に訪問看護ステーションを運営していくうえで必要な経営視点や診療報酬に関する知識を身に着けていく必要があります。

経営視点や診療報酬に関する知識を身につける

あくまで一例ではありますが、以下のような方法を取られるとよいでしょう。

(1)経営者や管理職の指導を仰ぐ

訪問看護ステーションを運営する経営者や管理職は、経営や診療報酬に関する知識を持っている場合が多いです。そのため、彼らから指導を仰ぐことで、経営や診療報酬に関する知識を身につけることができます。

(2)経営や診療報酬に関するセミナーに参加する

経営や診療報酬に関するセミナーに参加することで、最新の情報やノウハウを学ぶことができます。また、他の訪問看護ステーションとの交流を通じて、運営方法の改善や経営戦略の見直しを行うこともできます。

(3)経営に関する書籍やWebサイトを読む

経営に関する書籍やWebサイトを読むことで、理論的な知識を身につけることができます。また、実践的な知識も得られる場合があります。こうした情報を取り入れながら、訪問看護ステーションの経営や診療報酬に関する問題に取り組むことができます。

(4)専門家のアドバイスを仰ぐ

訪問看護ステーションを運営するにあたり、専門家のアドバイスを仰ぐことも有効です。例えば、会計士や税理士、社労士などに相談することで、運営費の抑制や診療報酬の最適化などについて助言を受けることができます。

以上のような方法を活用しながら、訪問看護ステーション運営のための経営視点や診療報酬に関する知識を身につけていくことが重要です。

訪問看護の営業方法

開業準備段階から地域に新たな訪問看護ステーションが開設することを知ってもらうための営業活動が必要となります。

開業準備段階から地域に新たな訪問看護ステーションが開設することを知ってもらうための営業活動が必要となります

営業活動を積極的におこなうことで訪問看護のサービスの認知度を高め、利用者の獲得につなげることができます。

訪問看護の営業方法には、以下のようなものがあります。

(1)チラシやパンフレットを配布する

訪問看護のサービス内容や特徴をまとめたチラシやパンフレットを作成し、医療機関や福祉施設、公共施設などに配布することで、知名度を高めることができます。

(2)イベントやセミナーを開催する

訪問看護のサービス内容や利用方法について、イベントやセミナーを開催して、利用者やその家族に向けて説明することができます。

(3)医療機関や福祉施設と提携する

医療機関や福祉施設と提携することで、訪問看護のサービス内容や必要性を訴求し、紹介状をもらって利用者を獲得することができます。

(4)ネットワークを活用する

訪問看護を必要とする利用者や家族は、インターネットやSNSを通じて情報収集を行っています。自社のウェブサイトやSNSアカウントを設置し、訪問看護についての情報を発信することで、利用者の獲得につなげることができます。

看護師の起業における心構え

さいごにこれから訪問看護ステーションでの独立起業を志される看護師にむけて起業における心構えをご紹介します。

看護師の起業における心構え

(1)イノベーションへの取り組み

看護師が起業する場合、従来の医療や介護の枠を超えたイノベーションに挑戦することが求められます。新しいサービスや製品の開発、技術革新に取り組み、顧客のニーズに応えることが重要です。

(2)リスクマネジメントの考慮

看護師による起業には、リスクが伴います。そのため、リスクマネジメントを考慮したビジネスプランの策定や、事業展開中に生じる様々な問題に対して、迅速かつ適切な対応を行うことが必要です。

(3)人材育成やチームビルディングの重視

看護師による起業には、複数人のチームで取り組むことが多いため、人材育成やチームビルディングが重要です。自分自身やチームメンバーのスキルアップに取り組むことで、事業の成長につなげることができます。

(4)長期的なビジョンの持続

起業家には、長期的なビジョンを持つことが求められます。起業の目的や目標を明確にし、長期的に事業を展開するための計画や戦略を策定することが必要です。

(5)ネットワークの活用

看護師による起業には、医療や介護業界の人脈やネットワークが重要な役割を果たします。そのため、業界の専門家や関係者との交流や協力を図ることで、事業展開を支援することができます。

まとめ

今回は、訪問看護ステーションでの独立起業を志す看護師に向て2023年最新版の最新情報をお届けしました。

国は、訪問看護にこれまでの「量的拡大」だけでなく「訪問看護の機能拡大」「訪問看護の質の向上」「地域包括ケアへの対応」を求めています。

これからの訪問看護ステーションには、多様な疾患と利用者の様々なニーズに対応できる質の高さ、医療の提供だけでなく暮らし方に関わっていく情報発信や地域活動が必要になってきます。

本記事を参考に多くの看護師が世の中から求めれられる訪問看護ステーション作りにチャレンジしていただければ有難いです。

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訪問看護は未経験であり自己資金もゼロでしたが、ある経営者さんとの出会いにより新規立ち上げの訪問看護ステーションで将来の独立を前提に管理者として働くことが決定しました。 現在年収600万円を得ながら経営ノウハウを習得し、3年後の独立、理想の訪問看護ステーション作りに邁進されています。

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