2025年3月3日、銀座にて、恵比寿こもれびクリニック院長・西嶌暁生(にしじまあきお)先生が、「細胞・臓器・人体の若返りは可能か?~超高齢化社会『日本』におけるアンチエイジング治療~」をテーマに講演を行いました。
本講演は、中国のVIPツアー「中国金融投资出海考察团」のプログラムの一環として実施され、約40名の参加者が熱心に耳を傾けました。
講演は中国語のスライドを用いて60分間にわたり行われ、特に「幹細胞治療」や「NMN」に関する内容には、多くの関心が寄せられました。
講演の主な内容
講演では、主に5つにテーマを取り上げました。
1.超高齢化社会を迎えた日本の現状
2.年齢とは何か?生物学的年齢を探る。
3.はたして若返りは可能なのか?
4.幹細胞治療という新たな選択
5.今後の展望
講演後の質疑応答は30分以上続き、活発な議論が交わされました。特に「幹細胞治療」と「NMN」に関する質問が相次ぎ、当院での臨床経験や最新の知見を共有しました。
日中共通の課題と今後の展望
現在、日本は「2025年問題」に直面しており、75歳以上の人口が国民の5人に1人に達しようとしています。一方、中国においても合計特殊出生率が日本と同水準に近づいており、日本の現状はそのまま中国の未来を映すものと言えます。
日本に限らず、これからの世界が直面する重要な課題は、
①健康寿命の延長
②元気で若々しく人生を過ごす
この2点に集約されます。
当院では、科学的エビデンスに基づく保険診療を最優先としながらも、保険外診療や先端医療にも誠実に取り組み、質の高い医療サービスを提供していきます。
その中でも「幹細胞治療」「再生医療」は、今後の医療の中核を担う重要な分野です。
私たちは、ヴィーナス看護師とともに、国際医療の発展や知識交流に貢献し続けることを使命とし、より多くの方々に先進的な医療を届けるための取り組みを進めてまいります。