開業予定なら知っておきたい!訪問看護ステーションの利用者に多い3大疾患とは

こんにちは、「いろいろナース」の看護師の桃井里奈です。

訪問看護ステーションを開業したいと思うものの、「どんな疾患の患者さんが利用者として来てくれるのだろう」と、気がかりですよね。

訪問看護では、どのような疾患の患者さんが利用しているのでしょうか?

開業を希望している看護師が知っておきたい、訪問看護の利用者に多い疾患について解説します。

訪問看護の利用者に最も多い疾患は「脳血管疾患」

厚生労働省の「令和元年介護サービス施設・事業所調査」によると、訪問看護の利用者で最も多いのは脳血管疾患で、利用者全体の8.9%でした。

次に多いのが認知症で8.9%、3番目に多いのががんで8.5%でした。それぞれの疾患についてみて見ましょう。

(1)脳血管疾患

脳血管疾患とは、脳の血管が狭窄したり、脳の血管が破れて脳内で出血したりすることで起こる病気です。

主なものに脳梗塞やクモ膜下出血などがあります。

脳血管疾患を起こすと、運動麻痺(片麻痺)や言語障害など、後遺症が残ることが少なくありません。

脳血管疾患の急性期は病院で治療を受けるため、訪問看護では回復期や慢性期に入った利用者をケアすることが多くなります。

そのため、後遺症に対する服薬管理やリハビリテーションが主になります。

(2)認知症

人口の高齢化に伴って、認知症の患者さんも増えており、訪問看護でも認知症で利用される人が多くなっています。

認知症のステージには軽度、中等度、重度があり、ステージごとに関わり方や訪問の頻度も変わります。

認知症の症状を的確にアセスメントし、認知機能のレベルに応じて、利用者が自宅でそのひとらしく生きる支援を行います。主なケアには、食事や排泄、服薬管理、清潔などの身の回りの支援があります。

(3)がん

日本人の死因の第一位であるがん(悪性新生物)。近年、がんの医療サービスが、病院から在宅へと徐々に移行しているのに伴い、訪問でのがん看護の提供が求められるようになりました。

がんの利用者には、医療的なケアや処置、疼痛やつらさのコントロール、服薬管理、緊急時の対応など、痛みや苦痛なく過ごせるような援助を提供します。

最近では、終末期(ターミナル)ケアも、訪問看護に期待されるサービスになっています。

まとめ

訪問看護の利用者に多い3つの疾患について解説しました。訪問看護では、高齢者の利用者が多く、特に内科系の疾患を持つ利用者が多いようです。

少しでも訪問看護ステーションの開業に興味を持った人は、ぜひお問い合わせください。

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