昨日、ロート製薬株式会社の細胞培養加工センターである株式会社ロートセルファクトリー東京(東京都墨田区)を視察しました。今回の視察には、西嶌先生、ヴィーナスアカデミーの看護師2名、ヴィーナス事務局の計4名が参加しました。
視察先のロート製薬様は、恵比寿こもれびクリニックが提供する「脂肪由来の間葉系幹細胞」を用いた再生医療の重要な連携先となる細胞培養加工施設です。
細胞培養加工施設(CPC:Cell Processing Center)は、再生医療で使用する細胞を培養・加工するための専用施設で、日本では「再生医療等安全性確保法」に基づき、厚生労働大臣への届出が義務付けられています。
この施設は外界から完全に遮断された構造を持ち、無菌環境を保ちながら24時間稼働しています。
汚染防止のための高度な技術が導入されており、再生医療において欠かせない存在です。
今回の視察を通じ、最先端の技術や安全管理体制について深く理解することができ、大変有意義な時間となりました。
再生医療では、患者さまの幹細胞を抽出・培養し、それを還元することで、多くの疾患や症例への効果が期待されています。
私たちは、より安心してご利用いただける幹細胞治療を提供できるよう、安全性と有効性に配慮しながら取り組んでまいります。